その関係はドメスティック・バイオレンスと同じ原理です

DVは、カップルや家庭内といった閉鎖された小さな世界で起こるものです。強い依存関係の中で起こる暴力は、歪んだ正当化がさらに歪みをもたらし、お互いが不幸になるという連鎖です。毎日ガミガミ言われている人は、DV被害の人とよく似た感情を持ちます。ま、確かに自分はできていないから。とか、あの人も気難しいだけで本当はいい人。等です。気難しいの域を超えていることに気づかなければなりませんね。

その判断は、矛盾していることを平気で押し通してくるかどうかです。たとえば、食洗機を買いたがる電化製品好きの夫、妻はいらないと主張した。しかし夫が安くて得だから買っておこうと言い張り購入した。そして時がたちシンクには妻が食洗機でまとめて洗おうと思っていた食器が残っている。それを見た夫が「お前はすぐに片づけることができない奴だ」と言ってきます。

そこで妻は「食洗機にいれるから」と答えます。次に夫が「そんなものに頼って!サッサと洗えよ!」や、「言い訳ばっかりして!」などと言ってきたら、それは矛盾と考えていいでしょう。最初のきっかけはガミガミ側が作り、最終的にはそれを選んだ事さえも妻のせいにする。妻は食洗機さえなければサッサと洗っていた可能性もあるわけです。せっかく食洗機を動かすのなら、たくさん入れてから洗いたいのが女性ですよね。

そのようなシンクに残してある意味を理解しようとしなかったり、怒るきっかけを自分で作っている場合、本人たちも気がつかない根深いものがあるときがあります。DVの場合は完全な共依存が問題ですが、一方的にガミガミ言われる生活も同じく共依存が問題なのです。言われる方という役割で生きているのです。常にガミガミ言っていることで、それが日常だから安心できる環境。

ガミガミ言われる側も、常に日常だから安心できる環境。というわけです。虐待を受けた子どもが、その環境しか知らないために、優しい人と付き合うと、どう接していいかわからず別れてしまうパターンと同じです。学習された生活が一番安心になるのです。信じられないような事ですが、このパターンは多く見られます。

双方ともに精神が大人になり切れておらず、二人ともが同じように大人になりきれていない両親、もしくは保護者に育てられています。誰かを支配する事で安心したり、誰かに支配されることで自分の存在意義を確認しています。このような関係に発展性はありません。ただただ、二人の暗い世界に入り込んでいくだけです。新しい十人を拒絶します。子どもがいれば、子どもも巻き込まれて生きます。

あなたたち二人が、そのような両親に育てられたように、あなたたちの子どもも、同じように不幸な人生を歩むのです。それであなたは幸せですか?…。意外にも、それでいい、そちらの方が良い、だって子どもがそばにいてくれるんでしょ。という人が多いのが残念でなりません。あなたはどうですか?人は一人で産まれてきて、一人で死んでいきます。地球の引力によって生を受け、また地球の引力によって死を迎えます。

自然の摂理に叶った私たちは、自然の流れのままに生きていくことが一番幸せなのだという事に気がついてください。自分の心に素直になる。自分の本心に向き合う。自分の嫌な部分を見つめる。これができれば、あなたたち一族は末代まで幸せですよ。