うんざりする程うっとしい配偶者と仲良く暮らす方法

夫がガミガミの場合、核心を突くのは慎重に!

ガミガミ言う配偶者が夫だった場合、その人は不安と緊張感が高いので、仕事もバリバリこなしているでしょう。しかし夜はあまり眠れないという生活ではないでしょうか。仕事をバリバリこなすのは、不安を払しょくするためです。自信がない自分の心のバランスをとるために、人より一生懸命働きます。そして、同僚の事をバカにします。人を落とす発言は、自分の優越性を上げています。

しかしそんなことをしても、歪んだバランスが取れるだけで頭一つ抜き出ることはできません。ただ、シーソーのバランスが保たれればいいという付け焼刃の方法です。そのような人は、人を育てることが苦手です。自分より優れていく後輩を見送ることは決してできないからです。”青は藍より出でて藍より青し“は許さないという構図です。そのような配偶者が夫だった場合、妻は冷静にそんな夫を見てきてるでしょう。

そしてあきらめます。夫の言う事を聞いている方が反論するより楽だからです。しかしその方法は、相手をのさばらせてしまうという結果になります。しかし、長い夫婦の歴史の中で徐々に変化するものですから、妻も夫も特に問題を感じないことが多いのです。そのような二人の関係ですが、妻は夫の自分に向けて怒る様子で「本当に私が憎いんだろうな」と考え、夫は妻の冷たい態度に「自分はいつか捨てられるかもしれない」という不安を抱えます。

心の中はそんな二人なのに、状況は何も変わらないという依存しあう二人独特の関係が続くのです。しかし、時間のある妻は徐々に学習する場合もあり、たとえばこのブログで触発されたり、慣れ合っているといっても一応妻は悩んでいるので、心にヒットするタイトルの本があれば手に取ってみたりします。すると、今まで怒っている夫を直視できなかったのが、じっくり観察したり、矛盾が矛盾として理解でき始めます。

そのとき、夫が何かに怖がっていると思えた時、実際そうなのですが、それを伝えるのは慎重に愛を持って伝えてもらいたいのです。これは策に走っている考え方ですが、ガミガミ夫は心がガラス細工です。壊してしまえば、ギリギリのバランスで生きていますから仕事ができなくなるかもしれません。それでは家庭が回らなくなるので困ります。

ですから、核心を突くときは慎重にしなければならないのです。にわか仕込みの心理戦を家庭に持ち込むには、心があまりにもデリケートすぎるためです。これが逆に、夫が妻の核心を突くのなら、話は少し違います。男性より女性の方が強くできています。夫に核心を突かれたら、ショックもありますが、逆に夫を頼もしく思う可能性があります。それはやはり男性に守られているという感覚が欲しいからだと思うのです。

逆上して激しい暴力をふるってくるような奥さんなら、それはDVとして処理した方が良いかもしれません。どちらの場合も、核心を突くという事は、相手の全てが見て取れたという事ですから、いじわる心ではなく、いつくしむ気持ちで話し合ってみてはいかがでしょう。そこからが、本当のコミュニケーションの始まりです。やっとスタートラインに立ったということなのです。