うんざりする程うっとしい配偶者と仲良く暮らす方法

あなたの人生は誰が主役?

人の幸せは、自分の心が満たされて生きていけることです。相手は関係なく、自分の心が満たされている人は、精神が自立していて、楽しいことや辛いことが自分の価値で決められる人です。心が満たされている人は、悲しい事があっても、辛いことがあっても心が充実で満ち満ちています。悩んでいても100%の力で悩み、悩みがあるのに心は充実しているという事です。

この感覚は、精神が自立している人しか味わえない事だと思います。たとえば祖父母や両親が亡くなった時、親戚が集まって楽しいと思える瞬間もあるはずです。誰かが亡くなって悲しいけれど、楽しい瞬間もある。それを表現できる人が自立した人と言えるかもしれません。身内が亡くなるのは悲しい事。だから悲しむのが当然と考える人は、世間体で生きています。自分の価値観で生きていません。

常識ではこうだろう…。と思われるような場面で、自分自身の気持ちに正直になれるのが自分の価値観を持っている人です。自分の価値観を持っている人は、自分の人生を自分が主導権を握って生きています。誰かに翻弄される生き方、人の目を気にしながら生きる生き方は他人があなたの人生の主導権を握っています。それでは充実した幸せ感は得られません。

たまには幸せな気分になるときがあるでしょう。事が自分の思惑通りに進んだときです。日々起こるひとつひとつの出来事に自分がこうなるといいなという結果があり、そちらに行くように手や口を出し、その方向に行くと嬉しかったり、安心したり。ひとつの事が思い通りになると、次の事も思い通りにしなければ幸妻の場合もせではない。という幸せの作り方です。

この方法は、自分のいう事を聞く人をそれに利用することがあります。たとえば子ども。無邪気な子どもがいう事なら、受け入れられるだろうと考え、自分の思い通りの方向に行けるように子どもを利用します。たとえば、面倒な親戚の集まりの時、子どもが帰りたいと言い始めたら帰れる。だから、子どもに「帰りたい?帰りたの?」と誘導していく。子どもは親の気持ちを察知する高い能力を持っています。

しかも、そのように育てられた子は特にです。ですから、子どもは親の思うように動いてくれます。しかしこれは、子どもにとって大変な苦しみを与えていることに親は気づきません。ありのままを受け入れられて育っている子どもは、そのような空気は察知しません。ですから、親が自分で何とかするしかなくなります。でも、空気を察知しない子どもを育てられているのですから、その親は早く帰りたい集まりの時は、自分でなんとかできます。

毎日怒っている配偶者も、困った時は子どもを使う自立できていない母親のように、妻や夫を利用します。いつもガミガミ威張っているため、困った時も相手を利用できると考え、それが夫なら「おい、○○だから早く帰ろう」と理由にならない理由をつけて切りあげることを促します。ガミガミが妻の場合も同じです。そして、思い通りに配偶者が動かなかったら、イライラします。しかし人前ではガミガミは言いません。

ここがDV的な部分です。人前では愛想が良いのが特徴です。空気を読め!と促してくるのです。母親が子どもに空気を読ませるのを同じではないですか?そんなとき、あなたならどう思いますか?自分の考えで動けますか?自分はここにまだ居たいから、居る。あなたの気持ちは汲まない。嫌ならあなたは帰る?と笑顔で言えますか?